[centos-users 1413] Re: 仮想環境について

茶碗谷浩由 chawa @ chawa.jp
2010年 7月 23日 (金) 09:40:06 JST


藤森様

茶碗谷です。

On Fri, 23 Jul 2010 07:31:42 +0900
藤森富士夫 <f-fujimori @ fujimori-pro.gr.jp> さんからのメール

> ●VMware , OpenVZ , Xen
> 
> と検討をしておりましたが,VMware はコストがかかりすぎるので早々にあきら
> め,思想的には OpenVZ が気に入っていたのですが,オフィシャルには 
> CentOS4 までしかイメージファイルが公開されておらず,Xen で考えておりまし
> た。

最新のLinuxでは、VMwareについて別の問題もあります。

Linuxではclock tickというタイマ割り込みがあります。
カーネル2.4のときはタイマ割り込みが1秒間に100回でしたが、
カーネル2.6になってからは1秒間に1000回となっています。
VMwareを利用する場合、カーネル2.4の100回のときは大きな問題も
ありませんでしたが、2.6の1000回になってからは
VMwareの仮想環境が割り込みを処理しきれず、
タイマがどんどん遅れるという問題が発生しています。
例えばログを取ってても、記録されてる時刻が実際の時刻と比較して
何時間もずれてるという現象が起きます。

こうした問題があるため、VMware上でカーネル2.6を走らせる場合は、
何らかの対応を考える必要があります。

一番確実な方法は、カーネルパラメータのtick countを
1000から100に変更して、カーネルを再構築することです。
ソースから全てコンパイルするので非常に時間もかかりますし、
これはカーネルが更新される度に必要となる作業です。

このようにカーネル2.6はVMwareとの相性が悪いので、
今のLinuxについてはVMwareの使用をお勧めできません。

茶碗谷@もうカーネル再構築はうんざり(-"-)




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